兄が結局使わずじまいの遺品。
今は我が西洋長屋の冷蔵庫に鎮座しておる。
その兄が存命中に上京した折、弓田シェフの「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ
」に連れて行った。その時、彼が買い求めた有名すぎる製菓材料のひとつ。
氏曰く、日本への輸入品のまがい物のいかに多いことかと。
よって、製菓教室も併設された店で、大枚はたいて兄が買いもとめた品のそのラベルの裏を見ると弓田シェフの自家輸入品。自ら彼のレシピを試す技もない私だが、凡庸なパウンドケーキにちょいと垂らしただけでまるで別物に・・・(凄)
「本物」とは、こういうことなんだろうな。
イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ
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' あいてるドアから失礼しますよ '
' 一本道 '
お約束
' 大阪へやって来た '
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