東京文化会館 小ホール





冷え込んできた。

小雨が上がり高い雲間から、ぷっくり膨らんだ半月が見える。

その月明かりに、ほぼ満開の上野公園の桜がほんのりと。



ここへは三度目。

二回とも「名曲探偵アマデウス」の名解説とその技量にほれこんで、藤井一興先生。

千住真理子の伴奏してる頭髪爆発のおっちゃんねとか思ってるヒト、大間違いですゾ。



しかし何故だろう、この小ホールの居心地の良さは。

扇状で程度な容量、緩やかに膨らんだグレーの塗装が艶やかなのコンクリート天井。

両壁はガサガサした感じのやはりコンクリート、後ろは木造作。

舞台を見下ろす緩やかな傾斜がいいのか、今回のように後ろの端しかとれなくても違和感が少ない。



今回は昨年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン以来の小菅優



メンデルスゾーン・シューマン

休憩

ショパン



で、アンコールは十八番のショパン

別れの曲・革命のエチュード



繊細にして大胆、彼女のその力量に圧倒される。

ますます腕あげてます(感嘆)



と、ここで場内が明かるくなりお開きになるのが普通だが、今夜は違った。



さらに、24のプレリュード



で〆、夜想曲



なんと計五曲♬ 優ちゃん万歳!!



終了後、サインに応じる彼女は、舞台で観るより小柄でふくよかなすてきな女性でした。

あ、そういえばスチルにビデオカメラが複数入ってたから、

TV放映されるね、きっと。

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4/21

↓動画用のカメラでした。

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