「大陸打通作戦」を遂行した
服部卓四郎
陸軍参謀本部作戦課長
陸軍といえば長州閥
かつての政敵は会津藩
その会津から「白虎隊は強い」と煽て「歩兵六十五部隊」三千五百人を投入
内千五百人戦死
確信犯とはいえまいか
(彼自身は山形出身だが)
行程二千四百キロ、死の行軍
行ってこい、帰ってこいの正に無駄死に
海路を絶たれた日本軍の兵站確保が目的だったというが、
馬も落ちるような山岳地帯を「打通」し、なにをどう補給するというのだ
同じくあの「ノモンハン」に参画した辻政信にしても
のうのうと戦後を生き延びる
こういう手合いが日本人にとっても真の「戦犯」だ
その「ノモンハン」
奇跡的に生還した兵士たちは
息つく間もなく恣意的に最前線に送られ名誉の戦死
そうして「ノモンハン」は当時の軍史から葬られたという
司馬遼太郎が書こうとしてどうしても最期迄書けなかったはずだ
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